1995年2月某日、中華人民共和国の直轄市である上海市に修学旅行にきていたオカジ氏はクラスメイト達と夕食を取っていた。

炒飯、エビチリ、烏龍茶、そこそこ美味しい物が運ばれてくる中、一緒に運ばれてきた青梗菜が入ったスープ的なものを口にした時、食が止まった。

そう、明らかに口に合わないのだ。

自分だけかと周りを見回した時、周りのクラスメイト達も自分と同じ考えであった事は表情を見るだけで分かち合えた。

そして、そこから5泊6日、ほぼ毎食その青梗菜の入ったスープ的なものが出てきて食べざるをえない状況に追い込まれた我々は仕方なく食べたものの、やはり口に合わず、結果として中国料理、中華料理に嫌悪感を持ってしまったのである。

そこから時は流れ約20年。

小籠包、麻婆豆腐といった日本でも慣れ親しんだものは食す事が出来るようになったが、まだ本場の中国料理はハードルが高く手が出ない。

会社の飲み会でも「中国・中華料理の店以外をお願いする」と幹事にお願いするレベルである。(結局色々調整した結果、中華料理の店という時もありましたが)

そんな折、某後輩達から「台北で羊と北京ダック食べるお( ´∀`)、予定はどうっすか?」と誘われ、いつまでに返事が必要か聞いた所「オカジ氏は来るの決まってるから返事要らないお( ´∀`)」と返され、結果、強引に台北に行くような状況になった。

台湾といえば食事が美味しいというものの、やはりその根幹にあるのは中国・中華料理。

5月に行った時は台湾のリゾート地だった為か、どちらかと言うとベトナム・タイ料理的な感じのものが多く、食に関しては特に問題は無かったが、今度は台北。右を見ても左を見ても中国・中華料理なわけだ。

さて、困った。

全く食べれない状態であれば、お誘いを断ることも検討しないといけない。

しかし、20年も経てば味覚が変わるというもの。
まだ食べれない状態なのかを検証してから考えないといけない。

さてどう検証するか‥。

オカジ氏は悩んでいた。
最悪、昼食に某ビルの最上階にある高級中華料理店に行くことも考えた。

そんな中、某友人からの連絡で「俺の揚子江」という中華料理のお店がオープンしたことを知った。

これは好機だ。

早速、「俺の揚子江」に行こうと某友人にお願いし行くことにした。

f:id:okaji:20141018191424j:image:w480
上海蟹

f:id:okaji:20141018195724j:image:w480
天津飯(w/フォアグラ)

f:id:okaji:20141018202003j:image:w480
フカヒレ

恐る恐る口にする。

うん、食べられる。問題ない。
普通に美味しいではないか。

さすが20年という年月は味覚を変えるものだと納得した。

これなら台北上陸も問題なさそうだ。

そう確信し、私は帰路についたのである。

では。